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Curiosity killed the cat, but I love being curious. 軽妙洒脱にいきたいだけ

Vu Jà Dé | なんども見聞きしているはずなのに初めてに感じたことについて

  • 清めのメハニカ
  • 青い雫
  • 穢れが降る日
  • やがて朽ち果てる青い泉
  • あなたのために清めておこう

千駄ヶ谷駅から歩いてVictorスタジオへ行くまでの道のりは、東京オリンピックのいわば「グランド・ゼロ」のような場所。巨大なクレーンが働き続ける光景はどこか90年代の新世紀エヴァンゲリオンのようなアングルでシャッターを収めたくなったし、きっと次に通る時にはまた今とは少し違った光景が映るのだと思う。

細野晴臣さまの新アルバム「Vu Ja De」を一足先に聴くために訪れたVictorスタジオは、一歩足を踏み入れると時間が止まったような、少なくとも外の慌ただしさとは一線を画した流れが時の流れがスッと入れ替わる。301スタジオというもっとも広いスタジオに伺いドイツメーカーの「ムジーク(musikelectroic geithain)」を目前に、24bitで流れてくる最高音にひたすら耳を傾けた。ときどき歌詞のコピーされた用紙に目を落としてみるけれど、歌声すらも音に変換されて楽器のそれと絡み合う。

お馴染みのTutti FruttiAin’t Nobody Here But Us Chickensから始まったのも嬉しかったし、レトルトの歌詞がついに歌声に変換されたことも嬉しかったし、聴いていてずっと嬉しかった。「低キーを少なめに、ベースを小さくしたよ」と種明かしして、おまけに「ダッキングに挑戦してみたんだよね、あれにすごく憧れてて」と嬉々として種明かしをする姿に嬉しがるバンドメンバーの会話は大学のゼミのような和気藹々とした空気が流れてた。「きっと年のせいだと思うんだよね」と落としどころをつけてしまうのも、細野さんらしくてまた嬉しくなってしまう。

 

ディスク1: Eight Beat Combo
  1. Tutti Frutti
  2. Ain’t Nobody Here But Us Chickens
  3. Susie-Q
  4. Angel On My Shoulder
  5. More Than I Can Say
  6. A Cheat
  7. 29 Ways
  8. El Negro Zumbon (Anna)

ディスク2: Essay
  1. 洲崎パラダイス
  2. 寝ても覚めてもブギウギ ~Vu Ja De ver.~
  3. ユリイカ 1
  4. 天気雨にハミングを
  5. 2355氏、帰る
  6. Neko Boogie ~Vu Ja De ver.~
  7. 悲しみのラッキースター ~Vu Ja De ver.~
  8. ユリイカ 2
  9. Mohican ~Vu Ja De ver.~
  10. Pecora
  11. Retort ~Vu Ja De ver.~
  12. Oblio


– FIND ME ON

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テーマの著者 Anders Norén